レーシックと合併症の危険

レーシック手術は安全といわれていますが、もちろん手術である以上、後遺症や合併症の危険は伴います。レーシック手術の成功率は99%以上ですが、どんなリスクがあるのか見ていきましょう。

●ハロ現象・グレア現象
 ハロ現象は、光源の周囲にもやっとした、光の輪が見える現象で、グレア現象は、光をまぶしいと感じる現象です。通常も夜間の車の運転中に、対向車のヘッドライトは直視しないように教えられますが、視線をそらしても視界に入っているだけで強くまぶしいと感じます。ハロ現象とグレア現象は夜間の車の運転時などで、対向車のライトや信号などが見えにくくなりますから、症状が強い場合は夜間の運転などは危険になります。数ヶ月程度で症状は改善していくのが普通ですが、1年くらい続いていつの間にか治まったという人もいます。

●ドライアイ
 かなりの人が、ドライアイになります。これは角膜を削る際に涙腺も一緒に切除されてしまうためです。通常涙腺は自然に再生し、ほとんどの場合数か月でもとに戻ります。
もともとドライアイだった人は、特に悪化してしまうことが多くなります。普段目を酷使して視力が下がってしまった人や、コンタクトレンズを使用している人にはそもそもレーシック手術以前にもドライアイだった人というのは多いのですが、レーシック手術でドライアイが悪化したり、それまではなんともなかった人がドライアイになったりすることもあります。このドライアイが悪化して、目を開けているのもつらいほどになることもあります。点眼薬で治まりますが、悪化させてしまうと危険なケースもあるのでこまめにケアする必要があります。

●角膜感染症
 確率としては0.1%以下ですが、不衛生な状態で手術を受けてしまい、感染症になってしまう事があります。病院側の衛生管理に問題がある場合、特に発症しやすいので、衛生管理が徹底している医院を選びましょう。仮に角膜感染症になった場合には、内服や点眼の抗生物質で対処します。重篤な場合は角膜移植しか治す方法がなくなる事もあります。合併症とは本来、どれだけ注意をしていても避けようのないもので、医療過誤や事故とは異なるものなのですが、ずさんなクリニックが原因の場合は、合併症とはいえません。

●フラップの異常
 目をぶつけてしまったり、こすってしまったりという原因がある場合もあれば、手術の失敗もないわけではありません。フラップが外れたり、ずれてしまったり、うまくプラップが付かずにしわになる事も。

●矯正不足・過剰矯正
 レーシック手術は、個人個人の状態に合わせて行う、デリケートな手術です。ですが中には思ったほど視力が回復しないこともあります。また、矯正しすぎて、つまり削りすぎてしまい、角膜が変形してしまい場合によっては術前よりも視力が低下してしまうケースもあります。視力そのものは良くなっても、過剰矯正でめまいや頭痛などの不具合を訴える人もいます。急に視力が極端に良くなると、目が疲れやすく頭痛などが起こることは十分に考えられます。

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